テイクダウンの状態

脅威一覧とケース画面に表示される状態の意味、それぞれの判定方法、次に起きること、月間上限の数え方。


脅威一覧とケース画面の状態は、偽サイトへの対応がいまどこまで進んでいるかを表します。まず全体の流れを、次に一つずつ見ていきます。

確認待ち
確認待ちテイクダウン待ち
テイクダウン中
通報中警告表示済み
停止中
停止中対応完了
クローズ
クローズ偽物ではない
テイクダウンせずに終わったもの
脅威一覧の 4 つのタブです。最初の 3 つは偽サイトが通常たどる順番で、サイトが再び開けるようになると「停止中」から「通報中」に戻ります。

それぞれの状態

確認待ち

確認待ち

当社のスキャンが見つけたサイト、または通報で届いたサイトです。まだ誰にも通報していません。

このあと
「テイクダウンする」か「偽物ではない」を選ぶまで、ここに残ります。
テイクダウン待ち

偽物と確認済みですが、ケースはまだ開いていません(今月の上限に達した場合など)。

このあと
上限が空くか、アップグレードすると開始できます。

テイクダウン中

通報中

ケースを開き、通報を送っています。サイトはまだ開けます。

判定方法
1 時間ごとにサイトを確認します。
このあと
レジストラ・ホスティング事業者・ブロックリストへの通報を進めます。
警告表示済み

Google がこのサイトをフィッシングまたはマルウェアとして登録しています。Chrome・Safari・Firefox では開く前に全画面の警告が表示されます。サイト自体はまだ稼働しています。

判定方法
4 時間ごとに Google Web Risk で確認します。
このあと
サイトの停止に向けて通報を続けます。

停止中

停止中

サイトが開けなくなりました。

判定方法
1 時間ごとの確認で 3 回続けて開けないか、すべての地域から開けない場合です。
このあと
1 時間ごとの確認を続け、再び開けるようになったら「通報中」に戻します。
対応完了

停止した状態が 7 日間続き、ケースを自動で閉じました。

判定方法
「停止中」が 7 日間続いた場合です。
このあと
その後 90 日間は毎日確認し、再び開けるようになったらケースを開き直します。

クローズ

クローズ

テイクダウンをせずに閉じたケースです。対応停止のご依頼があった場合や、確認の結果あなたのブランドと関係がなかった場合です。

このあと
確認も通報も行いません。
偽物ではない

あなたが「偽物ではない」と判断したサイトです。

このあと
通報しません。「再アクティベート」でいつでも戻せます。

「警告表示済み」は停止ではありません

ブラウザが警告を出す状態で、サイトそのものは稼働しています

  • 警告を無視して、そのまま開くこともできます。
  • Edge は Microsoft の SmartScreen を使い、Google のリストを参照しないため、警告が出ない場合があります。アプリ内のブラウザでも表示されないことがあります。
  • Google がリストから外すことがあります。4 時間以上あけた 2 回の確認でリストに載っていなければ、状態を「通報中」に戻します。

当社が対応を始める前から Google のリストに載っていた場合は、ケース画面にその旨を表示し、当社の成果としては扱いません。

「停止中」のサイトが戻ることがある理由

ドメインが削除されない限り、サイトは戻る可能性があります

  • DNS の設定が外された:ドメインは登録されたままで、数分で元に戻せます。
  • ホスティング事業者がサイトを止めた:別のサーバーに移せば、同じドメインで再開できます。
  • レジストラがドメインを一時停止した:登録者情報の確認が済むと解除される場合があります。

そのため「停止中」「対応完了」のあとも確認を続け、再び開けるようになったらケースを戻します。

ドメインが削除されない理由

「ドメインごと削除すれば、サイトは戻らないのでは」とよく聞かれます。削除するかどうかは当社にもお客様にも決められず、ルールではっきり決まっています。

ドメインをどう扱えるかは、問題の種類で決まります

  • フィッシング・マルウェアなどの「DNS の不正利用」:確かな証拠があれば、レジストラは対応しなければなりません。ICANN とレジストラの契約が求めているのは不正利用を「止める、または妨げる」ことで、ICANN が示す対応例はドメインの一時停止です。削除ではありません。
  • コピーサイト・偽ショップ・詐欺:ICANN のレジストラ団体(RrSG)は「ウェブサイトのコンテンツの問題」と位置づけ、ホスティング事業者に通報するよう案内しています。DNS の不正利用にあたらないコンテンツの問題では、レジストラが動くには通常、裁判所の命令が必要です。コピーサイトがカード番号やパスワードを盗み取っている証拠があれば、フィッシングとして一つ目の扱いになります。
  • ドメイン名そのものの商標侵害:レジストラもレジストリも判断しません。ドメインの取り消しや移転ができるのは、商標権者が申し立てた UDRP の裁定か、裁判所の判決だけです。より迅速な URS でも、有効期限までの一時停止にとどまります。

削除が良い結果とも限りません。削除されたドメインはしばらくすると再び登録できるようになり、元の登録者を含め誰でも取り直せます。

月間上限の数え方

偽サイトのドメイン 1 つで 1 件

そのドメインについて最初の通報を送った時点で数えます。コピー店舗が 5 つなら 5 件です。

  • 同じサイトの確認を続けることや、再開したときの再通報で件数は増えません。
  • 偽サイトが別のドメインに移った場合は、新しい 1 件です。

プランごとの上限と追加の扱いは、料金と返金についてをご覧ください。